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c b a 安 禄 山 出 デテ 望 ‒見 スレバ 玄 宗 ヲ 輒 チ 引 キテ 車 ヲ 避 ケ 匿 ル 。 この本で何度も出てきている「而」だが、ここでもう一度まとめてみよう。 a  置き字 ⒈  読まないで順接を表す。 吾 十 有 五 ニシテ 而 志 シ 于 学 ニ 三 十 ニシテ 立 ツ 。 吾 われ 十 じゆう 有 ゆう 五 ご にして学 がく に志 こころざ し、三 さん 十 じゆう にして立 た つ。 私は十五歳で学問に志し、三十歳になって学問の基礎が確立した。 輒 而 接続関係 書 き 下 し 文 訳 c l 書 き 下 し 文 訳 安 禄 山 出 あん ろく ざん

〈読み方〉 すなはチ 〈訳し方〉 a すぐに・そのまま b そのたびごとに 直前の動作が行われるたびに、以下の動作が行われることを表す。 い でて玄 げん 宗 そう を望 ぼう 見 けん すれば輒 すなは ち車 くるま を引 ひ きて避 よ け匿 かく る。 安禄山は外出して玄宗の姿を遠くから見かけるたびごとに車を引いて避け隠 れる。

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