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書 き 下 し 文 「者」が主格を示す係助詞として用いられる場合、「者」は主語になる名詞の下に置かれて「は」 と訓読する。例文では、「者」は主語「楊貴妃」の下に置かれており、「は」と読む。ただし、「者」 を「もの」と読むか「は」と読むかはごちゃ混ぜにされていることも多く、「者」を「もの」と読 合がある ので注意しよう。 ②主格を示す係助詞「者（は）」 楊 貴 妃 者 玄 宗 之 逆 旅 ナリ 。 楊 貴 妃 ひ は玄 げん 宗 そう の逆 げき 旅 りよ なり。 楊貴妃は玄宗の宿屋のようなものである。 よう き

訳 んでさらに「ハ」と送り仮名を付けて「（〜スル）ものハ」と読んだり、「者」を置き字として読 まずに名詞に送り仮名して「ハ」を付けたりといった使われ方もす。そのあたりは臨機応変 なのだ。というか、いい加減なのだ。

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