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センター漢文読解法 ● 具体的に実行すべき解法 ① 人物名は丸で囲んで必ずチェック する。常にフルネームで出てくるわけではないことにも注意。 ② 注は 文章の内容理解の鍵になったり、直接解答に絡んできたりすることが多いので 必ず読む 。 ③ 指示語には二重傍線 を付けて、何（誰）を指しているのか把握しながら読む。 ④ セリフが出てきた場合は、そのセリフを誰が言っているのかも必ずチェックする。 ⑤ セリフの中に 人称代名詞 が出てきた場合は丸で囲み、誰を指しているのかチェックする。 ⑥ 否定語 がある場合、その否定語が何を否定しているのか必ずチェックする。特に、問題の傍線 部に否定語が絡んだ場合は、 否定語が何を否定しているのか が解答のポイントの一つになる場合 がある。 ⑦ 傍線部中に重要な「句法・句形」 がある場合は、まず間違いなく解答に絡んでくる。ただし、 それだけで一発正解とはならない場合が多いので注意。 ⑧ 接続詞「しか（而・然ど）」が順接なのか逆接なのか（できれば順接には▽、逆接には△な どの印をつけて）チェックする。 「しか」の順接・逆接の判断が重要 になる問題も出題されるので、 普段から前後関係に注意を払っておくことが大切。 ⑨ 疑問と反語の識別 に注意。そして反語だった場合は、文意をしっかりとらえて解釈するように しよう。 ⑩ 傍線部だけでなく、前後の文も必ずチェックする。前後で 「対句」 になっていたり、前の文の 内容を受けてそれを肯定したり否定したりする場合や、前後で因果関係になっている場合がある。 とにかく 傍線部の前後の文も必ずチェック だ。 275