極める古文2 センター試験編
第7講 『恋路ゆかしき大将』
合していこ 1 は「帝は中宮の りけるが、下りさせ の主体は「中宮」であ のもとへ宿泊して伺候する ていて欲しいところだ。 2 は「虫を入れるなら苔や露も必要に 文 11行目で、二宮が「苔や露も入れさせ給は になれば、お人形にとって、どんなに可愛い を姫宮に勧めているのであって、姫宮の言葉を「 3 は「虫を入れたために濡れてしまっても、たいして 違い。第三段落で、雛屋を作るための細工師を大将が奈 に「虫も雛も一つにて濡れて苦しみあるまじきさまにしつら にして露に濡れても差し支えなさそう 作らせなさった」と う 通り 大将は雛屋を作ろうとしている 将が「たいして苦にしていない」というのはおかしい。 4 は「誰にあげればよいのか思いあぐねて、最終的には大納言の君に相談 」が の前半で、大将は雛屋を藤壺女御へ献上しているが、大将が虫を入れた雛屋を用
のだから、雛屋に虫を入れたり濡れてしまったりすることを、大
( 「中宮の」の「の」
よりよい雛屋の飾り方
姫宮の望み
「宿直」
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