極める古文2 センター試験編
第8講 『真葛がはら』
ろから、 つまり宮人は、 引き受けようとまで わしく思う」は×にな 陸が言ったことを聞いて、 「不 ほど見たように、なんとか仲介して 残る 問5 和歌の問題は難易度が高いうえに、一つ一つを解 かに速く正解にたどり着くかだが、 を絞ることができる。そのうえで歌と本文内容 の合致を確 まずAだが、鷹飼いが都を去るにあたって宮人が琴を贈って「 「ひきや伝へむ(=ひき伝えようか) 」の「ひ 2 のように「ひく」を掛詞ととって、 「宮人」が引き立てて優遇するというのは とになり×。 の毒だ」の意味と合致する。 を詠んだのは「鷹飼い」 詠んだのが鷹飼いならば、
「こととり 4 は事実が間違っている。 「 1 が正解。これは 「あるじ」 の話した内容
である。したがって歌の詠者を「宮人」としている
今回はまず誰が歌を詠んだのか(主語)の判定をするこ
ので、
2 「もどかしく思う」
1 は×。また、Aの歌を
3 「当惑する」 、
になる。
解答
5 「煩
1
歌
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