極める古文2 センター試験編
第1講 『とりかへばや物語』
P OINT
1
「どちらに~しようか」 となる
「反実仮想
ましか ませ 未然形 =仮に~だったと たら~だったろう 次に、右記のような「反実仮想」の形では ちな意志・希望」を表すことが重要。 普通「まし」は反実仮想で用いられる場合が多い ちな意志・希望」の意になっている。その場合の訳は「 「いづかたに」 と呼応して、 ちなみに 消去してOK。残った つかめれば、正解は 「惜しき」の主体さえつかめば正解できる。 せ
ば~ 1 と 2 は「どこに出て行くのかもわからない」という部分が不要な付け 5 と 6 では形容詞「惜しき」の主体がこの歌の詠み手である妹君であること まし ※「ましか」 「ませ」は ※「せ」は過去の助動詞「き
6 になる。
和歌は基本的に一人称
であり、詠み手の感情や意志を表すものなので、
そこで選択肢は
ここでは疑問の意の 5 と 6 に絞る とができる。
解答
6
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