極める古文2 センター試験編
醒むなるも 降りぬ。やうや ぬ松陰に降りゐて、 しおぼつかなさなど語 まざま思ひ続くること も みに ぎらはして貝など拾ふ。 荒磯の波にたゆたふうつせ貝い
と言へば、女、 そな ぬるいもせもいかが頼むべき空し
ふる時もありけり
と聞きし浦の磯貝
ろっている もあるのだなぁ と詠むと、女は、 そなへぬる…=二枚 る貝殻のように、あなたと一 て先のことまで頼みにできましょ
82
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醒むなるも 降りぬ。やうや ぬ松陰に降りゐて、 しおぼつかなさなど語 まざま思ひ続くること も みに ぎらはして貝など拾ふ。 荒磯の波にたゆたふうつせ貝い
と言へば、女、 そな ぬるいもせもいかが頼むべき空し
ふる時もありけり
と聞きし浦の磯貝
ろっている もあるのだなぁ と詠むと、女は、 そなへぬる…=二枚 る貝殻のように、あなたと一 て先のことまで頼みにできましょ
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