センター現代文一問一答必修編

「言語論」は、文系理系を超えた普遍的なテーマであ るため、 センター評論における定番の一つとなっている。 しっかり読み込んで、知識のネットワークを広げていこ う。 〈語―文法〉的なことば観では、 「語句」や「文法」の 存在を最重要視し、そのルールに則ってコミュニケー ションを取る、 つまり、 「対話性」 を二次的なもの

第3講

「言語論」の基本を理解せよ! 読 む 選 択 率

チェック

1% 6% 15

正解 正解

4

8%

3

9%

1

4 ・ 5 2

2

76%

指示語から解く、 センター最重要 パターン。③の 人は、選択肢へ の執念不足。④ の人は、ここで 指示語パターン を習得せよ。

正答率

76 %

とする考 め込め!」と ことば観による それに対して筆者は 話性」に見ている。従っ に根ざしているのだ、という である。 〈語―文法〉的なことば観 =ことばは語と文法から成り立っている。 〈身体―対話〉的なことば観

者や詩人の〈身体〉から発せられたものであり、だから こそ、われわれの〈身体〉が感得することが きるので ある。

=ことばは身体の世界に根ざしている。 ところが後半では、 『身体の生きる世界』とは別に、 ことばがことばだけで『ことばの宇宙』を成り立たせる という、やや逆説的な内容が展開する。 しかし『こ ばの宇宙』を構成する「ことば」は、筆

24

Made with FlippingBook - Online catalogs