センター現代文一問一答必修編
第8講 評論
次の文章を読んで、後の 私たちは昼と夜をまったく別の 逆に闇そのものが空間を形成してい スキーは、夜の闇を昼の「明るい空間」 ……夜は死せるなにものかでもない。ただそれは 声を聞いたり、はるか遠くに 成するのとは全然異なった基盤の上に、繰り広げられるで 間の場合とはまったく た仕方で、自我に与えられるであ 明るい空間のなかでは、私たちは視覚によってものをとらえることがで を距離がへだてている。距離は 私たちと空間のあいだを「距離」がへだてているため、空間が私たちに直接触れ 一方、 A 闇は「明るい空間」とはまったく別の方法で私たちにはたらきかける 他の身体感覚が抑制される。ところが闇のなかでは、視覚にかわって、明るい空間のな され、その身体感覚による空 把握が活発化する。私たちの身体は空間に直接触れ合い、空 第8
制限時間
微 かす かな光が尾をひくのを認めたりすることがある。しか 物 もの 差 さし で測定できる量的なもので、この距離を媒介にして、私たちは空間と間接的 5 分
闇 やみ のなかにいると、空間のなかに
。明るい空間のなかでは視覚が優先し、 その結果、
於 おい ても、私は
実施日:
梟 ふくろう の鳴き声や仲間の呼び
月
ミ (注1) ンコフ
日
49
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