センター現代文一問一答必修編

本文全体を、大きく三つ(A・B・C)に分けて読解 していこう。 それと同時に、センター現代文で非常に重要な の主張 選 択 率 本文を大きく三つに分けてとらえる! 読 む

⊕ いくことが大切だ。この問題集では、これまで一貫し て ⊕ ⇔ ⊖の価値観を判定しながら読解してきたが、 セン チェック

第 12講

と その反対の内容

※二つ選ぶ問題なので、選択率は合計200%。

正解 正解

1

6 77%

60%

1

4 ・ 5 1 ・ 6

20%

2

23%

⊖ を対比構造的に読み切って

3

12%

5

8%

4

「テクスト」の意 味内容と「 (急進 的な)前衛音楽 家たち」の方向 性をきちんと整 理すれば、二つ とも正解で た はずだ。

正答率

60 % 77 % ・

筆者

を読解する

ター本番

[A]第一~三段落 〈近代西欧音楽の筆記的 近代西欧では、記譜法の発展 音楽が可能となった。作曲そのも ことで、 作曲家が提示するのは楽譜、つまり「テクス あり、演奏されてこそ音楽としての実体を得る。 家はこれを様々に解釈するが、ひとつの「テクスト」 に基づく限り、特定の音楽作品として同定される。 [B]第四~六段落 〈急進的な前衛音楽家の試み〉 音楽の筆記的特性は一九五〇年代の前衛音楽によっ て推進され、

ある音楽作品 い「テクスト」の優位絶対視の状況が飽和状態にまで 達する。ところがそ 反動として一九六〇年代後期に

よう心がけて 細部から全体構造まで制御された、完

を実現する。

演奏者に解釈の自由がほとんど残されな

⊖を意識し

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