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185 おぼ さるる。 (源氏) = ああ、耳 やかましい ことと、これについてはお思いになる。 昔、男女、いと かしこく (伊勢) = 昔、男と女が、とても はなはだしく 愛し合って浮気心はなかった。 ただ、 かしこき (源氏) 恐れ多い B かしがまし あな、耳

170 ましい ⌇⌇⌇ ⌇ 近世以降は「かしがまし」。「かまし」は「やかましい」 の意で、類義語は 「かしまし」 「かまびすし」。 ● やかましい。うるさ い。 ① ①は「畏し・恐し」と漢字をあて、霊力に対して恐 れ敬う感じを表す。転じて並外れた学識・才能に 対して②の賢」の意味が生じたのだ。 ● [畏し・恐し] 恐れ多 い。尊い。高貴だ。 [賢し] 賢い 。立派だ 。 [賢し] (連用形「かしこ く」の形で) 非常に はなはだしく 。 [賢し] 都合がよい。 ① ②③ ④ 思ひ交はして異心なかりけり。 御手より伝へはべりしだに、 お手からお教えいただいたことでさえ、 【畏し・恐し/賢し】 (形・ク) かしこし A 168 167 カ ー しこし こ、 非常に ⌇⌇⌇ 恐れ ⌇⌇ カ ッ シ ー かマ ッ シ ーは やか ⌇⌇ 多い ⌇⌇ ⌇ と、これにぞ思 (形・シク) かしかまし

= 直接に

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