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【形・貌・容】 といづれか惜しき」といふ。 【傍ら痛し】 (形・ク) かたはらいたし A 望 ⌇ ⌇ 「かたち(形・貌・容)」は物の外形を意味するが、 人の容貌」の意で用いられる場合が多い。一方、 「す がた(姿)」は、衣服を着た全体の様子を表すよ。 ● 容貌。顔かたち。 外形。姿 ①② 「傍ら痛し」と漢字をあてる。「他人を気にする」気 持ちである①か、「自分を恥じる」気持ちでの②か を文脈で判断しよう。 ● (傍らで見ていて) 苦々しい。いたたま れない。 (傍らの人がどう見 るか) 気恥ずかしい。 気の毒だ。 ① ② ③ も朝顔に似て、 かたち (名) かたち とどちらが惜しいか」という。

B 「汝、命と = 「お前は、命と かたち 形

夕顔は花の

= 夕顔は、花の

容貌 も朝顔に似ていて、

176 175 片腹痛 い し 苦々しい ⌇⌇⌇⌇ 。 そばで見られて ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ 形 ⌇ 容貌

より大きさをご

(枕)

(宇治)

このごろの御気色を見たてまつる上 うへ 人 びと 女房などは、 か と聞きけり。 (源氏) = このごろの帝の御様子を見上げ申している殿上人や女房 などは、この音楽を 苦々しい ことと聞いいたのだった。 たはらいたし

恥ずかしい

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