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【且つ】 (副詞/接続詞) かつ 現れ て、いつまでもそのままの姿でとどまっている例はない。 B よどみに浮かぶうたかたは、 一方では かつ 消え 一方では かつ しくとどまりたる例 ためし なし。 (方丈) = 流れのよどみに浮かぶ泡は、 消え、

結びて、久

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【潜く/被く】 (動・カ四/カ下二) かづく ども月おぼろにて見えざりけり。 潜っ ても月の光がぼんやりしていて見えなかった。 ①の「潜く」と②以下の「被く」とでは違う意味。褒 [潜く] 水中に潜る。 [被く/カ四] 褒美と していただく。かぶ る。 [被く/カ下二] 褒美 として与える。かぶ せる。 ①② ③ 「且つ」と漢字をあてる。鴨長明『方丈記』の例文で 覚えよう。「かつ」二つ重ねた「かつがつ」は「かろ うじて。とりあえず」の意になる。 ● [副詞] 一方では~ し、一方では~する。 [副詞] すぐに。 次 から次へと。 [接続詞] そのうえ。 それに加えて。 ① ② ③ かづけ 美は衣類が原則で、頂いたらそれを左の肩にかけ て拝礼するのが作法だった。②と③の違いにも注意。 勝つ 一方 ⌇⌇ ⌇ ● 182

A ども 御使ひになべてならぬ玉 たま 裳 も など かづけ たり。 (源氏) = お使いの人に並々ならぬ美しい衣装などを 褒美として与え た。 かづけ ても (平家) = 潜っ

カズ君

潜っ ⌇⌇ て 褒美をもらう ⌇⌇⌇⌇⌇⌇

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