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【構へて】 (副詞) かまへて 、まろが面おこすばかり、よき歌つかうまつ 【辛し】 (形・ク) からし 必ず ⌇⌇ 当たる 「かまへて」は、下に命令や意志表現を伴うと「必ず (~しろ・~しよう)」。下に打消・禁止表現を伴う と「決して(~ない・~するな)」となる。 ● (下に命令・意志表現を 伴って) 必ず。 ぜひ とも。 なんとかして。 (下に打消・禁止表現を 伴って) 決して。 注意して。気を付け て。 ① ② ③ 「辛し」と漢字をあてる。味覚の「辛い」が原義だが、 そこから精神面で「つらい」という意で多く用いら れ、「ひどい 「危ない」という意も出てきたのだ。 ● つらい。 ひどい。残酷だ。 危ない。 ①②③ もこの男に言はれぬるかな」とぞ、 もこの男に言われてしまったよ」と、 命まうけて、久しく病みゐたりけり。 命を助かって、長い間病気で苦しんでいた。 A からう 危 ⌇ 険 ⌇ ⌇ れよ。 (増鏡) 「 (大鏡) つらく C かまへて = 必ず 私の面目が立つほど、よい歌を詠むようにせよ。 = 「 からき (徒然)

188 187 カラシ は つらい ⌇⌇⌇ 、食べ過ぎ 危ない かまへて

打てば、

= 危うい

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