古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

【口惜し】 (形・シク) くちをし 出でむままにこの物語見はてむと思へど見えず。いと くちをしく 思ひ嘆かるるに、 (更級) = お寺から下がったらすぐにこの物語を全部読もうと思っ たが手に入らなかった。とても 残念に 思い嘆いていたところ、 (奥) = 珠玉の扉が風で壊 箔の柱が霜や雪のために 腐っ て、 かかる海 あ ま 士の中に くち ぬる身に、 (源氏) = このような漁師中で 死ん でしまうわが身には、 A 【朽つ】 (動・タ上二) くつ くち て、 C 珠 たま の扉風に破れ、金の柱霜雪に

202 201 靴 腐る ⌇⌇ ⌇ 口押し 戻されて 残念だ ⌇⌇⌇ 、 もの足りない ⌇⌇⌇⌇⌇⌇ なあ

、 「くつ」は「朽つ」と漢字をあてる。もちろん「靴」じゃ ないよ。「朽ちる」→「腐る」→「すたれる」→「死ぬ という流れだね。 ● 腐る。 死ぬ。 すたれる ①②③ 「口惜し」と漢字をあてる。思うようにいかずに「残 念だ」と思ったり、現状に満足できずに「もの足り ない」と思う気持ちを表すよ。 ● 残念だ。くやしい。 情けない。 つまらない。もの足 りない。 ① ②

117

Made with FlippingBook Online newsletter