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【屈ず】 (動・サ変) くんず くんじ (源氏) = (浮舟は)ぼんやりともの悲しくこれまでのことやこれか らのことを思って ふさぎこん でいらっしゃる。 はや帰りておほやけにこのよしを そうせよ 。 = 早く帰って、天皇にこの旨を 申し上げなさい 。 ただおぼえぬよしをぞ けいす べけれど、 = ただ覚えていない旨を中宮様 申し上げる べきだけれど、 C つれづれと来し方行く先を思ひ たまふ。

206 205 けいす け、 そうす けに 申し ⌇⌇ ー ン ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ 、

っと

【啓す/奏す】 (動・サ変) けいす/そうす B 「けいす(啓す)」は皇后・皇太子・中宮などに「申し 上げる」、「そうす(奏す)」は天皇・上皇に「申し上 げる」時に用いるのだ。 ● 申し上げる。 (「言ふ」 の謙譲語) ① 上げる ⌇⌇⌇ ⌇ ク 「くす・くっす」とも言う。「屈ず」と漢字をあてて 覚えておくとイメージがつかみやすいね。 ● ふさぎこむ。気がめ いる。 ①

ふさぎこむ

(枕)

(更級)

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