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そこら

030 224 男女間で使われると「情けがある」、知的な判断だ と「分別がある」、 「あはれなり」に近い意だと「風 流心がある」、と訳し分けよう。 ● 情けがある。思いや りがある。 風流心がある情趣 がわかる。 分別ある。ものの 道理がわかる。 ① ② ③ 「こ」んなにもたくさん、「そ」んなにもたくさん、 に「ら」(数を表す接尾語)が付いたもの。「ここらへ ん」などと訳さいように。 ● (数・量の多いさま) たくさん。数く。 (程度のはなはだしい さま) ひどく。 たい そう。 ① ② こころあら なも隠さふ 思いや 行き交ふ人。 行ったり来たりする人。 の金給ひて、 の黄金をくださって、 223 【心有り】 (連語) こころあり 【幾許】 (副詞) ここら・そこら ここら たくさん たくさん そこら

A = あの桟敷の前を の年ごろ、 の年月の間、 かの桟 さ 敷 じき の前を

= たくさん

心がある ⌇⌇⌇⌇ 。 もののわかった ⌇⌇⌇ やつだ ここら にも そこら にも たく ⌇⌇ さん ⌇⌇ ⌇

(徒然)

(竹取)

A べしや (万葉) = 三輪山をそんなにも隠すのか、せめて雲だけでも てほしい、そんなに隠してよいものか。 三 輪 山 み わ やま をしかも隠すか雲だにも

りがあっ

所 の アリ は 思いやりがあっ ⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇ て 風流 ⌇⌇

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