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261 B 262 いかにせむと思ひ乱れつつ、格子なども さながら 、端 近ううちながめて居給へり。 (源氏) = どうしようかと思い迷いながら、格子なども もとのまま 上 げた状態で、縁側近くで外を見てぼんやりしていらっしゃる。 のまま ⌇⌇⌇ ⌇ 「然ながら」と漢字をあてる。現代語の「まるで~の ようだ」の意味で用いられるのは中世以後なで注 意だ。 ● もとのまま。そのま ま。全部。 ( 下に打消表現を伴って ) 全然~ない) 。まっ たく(~ない) 。 ① ②③ 【然ながら】 (副詞) さながら A さな ぎの ガ メ ラ 、 全部 ⌇⌇ もと ⌇⌇ 【障り】 (名) さはり ありて、頼めぬ人は来たり。 があってやって来ず、期待して 「障り(=障害があること)」から「差し支え」となっ た。差し障り」の「さはり」であって、「触り」では ないので注意しよう。 ますか? ● 差し支え。邪魔。 ① さはり 差し支え さはり ますが 差し支え ⌇⌇⌇⌇ あり 待つ人は = 待っている人は いない人はやって来て。 (徒然)

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