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287 【潮垂る】 (動・ラ下二) しほたる 288 「潮垂る」と漢字をあてる。「潮水に濡れる」意から、 「涙を流す。涙で袖が濡れる」意となり、掛詞とし ても使われた。 ポ ⌇ ずくが垂れる タポタ ⌇⌇⌇ 泣く ⌇⌇ な ● 泣く。涙で袖が濡れ る。しずくが垂れる。 ① ② 「強ふ」と漢字をあてて覚えるとわかりやすいよ。 「強いる。無理強いする」という意だ。 ● 無理やりだ。 強いる ①② て御室にまうでて拝みたてまつるに、 お住まいに参上してお目にかかったところ、 しひ 奉らんとするは、 帝ののしりあはれがりたまうて御 しほたれ たまふ。 (大和) = 帝は大声をあげてはやしたてお褒めになってお 泣き になる。 海 漁夫の衣服と違っいるだろうか、 【強ふ】 (動・ハ上二) しふ B 主婦 、 ⌇⌇⌇⌇ シ ⌇ 強いる ール ⌇⌇ 貼り しひ = 無理やり (伊勢)

C おのれまづたべて人 (徒然) = 自分がまず飲んで人に 強いて 飲ませ申し上げようとするのは、

無理やり

しほたるる = しずくが垂れている あ

しほ 、 たる んでるぞ、

ま 人の衣に異なれや (源氏)

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