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【著し/験】 (形・ク/名) しるし しるく 見ゆる車、 効き目 がなくて、

B 天皇の、天の下 かく投げつとも帝はえ (大和) = このように身を投げたとも、帝は 知っていらっしゃら なかったが、 まじなひ・ 加 か 持 ぢ などまゐらせ給へど、 しるし なくて、 (源氏) = まじないや祈祷などをおさせになるが、 九 ここのかへ 返りになむなりぬる。 (古今和) = 帝が、天下を

A ことさらにやつれたるけはひ (源氏) = わざと目立たないようにしている様子の はっきり 見える車が、

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知っていらっしゃる ⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ シ ー ルし っかり、 効き目 ⌇⌇⌇ ⌇ はっきり ⌇⌇⌇⌇ 、 霊験 ⌇⌇ 導師

【知ろし召す】 (動・サ四) しろしめす 292 「しらしめす」とも言う。「知る」の尊敬語の「知って いらっしゃる」の用例が多いが、「お治めになる」も 忘れないように。 城示す 、王 お治め ⌇⌇⌇ の地を ● お治めになる。 (「治 める」の意の「しる」の 尊敬語) 知っていらっしゃる 。 (「知る」の意の「しる」 の尊敬語) ① ② 形容詞は「著し」と漢字をあて、はっきりと目立つ 様子を表す。名詞は「験」と漢字をあて、「効き目。 霊験」の意を表すよ。 ● [著し] はっきりして いる 。明らかである。 [著し] (「~もしるく」 の形で) 予想通り。 ~の通り。 [験] 霊験。 効き目。 御利益。 [験] 前兆。 ① ② ③ ④ しろしめす こと、 お治めになる ことは、九年目になった。 しろしめさ ざりけるを、

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