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さえ 法皇は、( そのくせ )ふさわしい武士にもお言いつけなさらずに、延 暦寺の座主や園城寺の長吏にお言いつけなさって、 かいひそめて、かたみに心づかひしたり。 さるは とともに恋ひ泣く右近なりけり。 (源氏) ひっそりと身を隠して、互いに気兼ねしていた。( それというのも実 は )、あの、つねづね慕って泣く右近だったのだ。 いつしかも京に率てたてまつりて、 さるべき てまつりて、 (源氏) 早いうちに京にお連れ申し上げて、( しかるべき )方にもお知らせ申し 上げて、 したため せ給ふ。 (源氏) すべてのことを、( 整え )させなさる。 をかしきことを言ひていたく興ぜぬと、興なきことを言ひ てもよく笑ふにぞ、 しな のほど計られぬべき。 (徒然) 面白いことを言っても大して面白がらないのと、面白くないことを言っ てもよく笑うのとで、( 人柄 )の程度が推測されるに違いない。 世の乱るる瑞 ずい 相 さう とか聞ける もしるく 、 (方丈) 世の中が乱れる前兆だとか聞いていた( 通りで )、 かの鬼のそらごとは、この しるし を示すなりけり。 (徒然) あの鬼についのうそは、この( 前兆 )を知らせるものだったのだ。 訳 すくよかなる ものなれば、 (徒然) 人情味にとぼしく、ただただ( ぶっきらぼうな )ものなので、 訳 法皇、 す 、寺の長 ちゃう 吏 り に仰せられて、 (平家) 座 主 ざ よろづのことども、 情けおくれ、ひとへに

267 296 出でぬより月みよとこそ (千載) まだ出ないうちから月を見なさいと言うように( 澄ん )でいる、 さらぬ やうもてないて、 しかるべき武士にも仰せ付けられずし 山の 、かの、世 人にも知らせた 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 人の見参らせ候ふ時は、 さらば (平家) 人が拝見しますときは、( なんでもない )ように振る舞って、

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