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301 【集く】 (動・カ四) すだく C 302 「集く」と漢字をあてて覚えておこう。後に誤用さ れて、 「鳥や虫が鳴く」ことを意味するようになった。 ● 集まる。群がる。 (虫や鳥が)鳴く。 ①② 「漫ろ」と漢字をあてる。物事が意に反して、ある いは意に関係なくひたすら進んで行くさまを表す。 「そぞろなり」もほぼ同じ意味。 ● なんとなく心が動く さま。なんとなく~ だ。思いがけないさま。 なんの関係もいさ ま。やたらに。 むやみに。 ① ②③ ④ 言い散らすのは、 すだき 慌てたまふに、 落ち着きなくなさっているのに、 すだく ばかりの声もなし。 鳴く ほの小さな音さえたてない。 318 いみじく泣くのを見給ふも、 (源氏) = ひどく泣くのを御覧になるのも、 なんとなく 悲しい気がする。 すずろに やたらに 【漫ろ】 (形動・ナリ) 悲し。 すずろ (なり) すずろに 言ひ散らすは、 須田君 集まる ⌇⌇⌇ ⌇ 幼き君たちなど、 = 幼い若君たちなどが、 集まり (源氏)

A 大方は知りたりとも、

= 大体は知っていても、

鈴六 個 や ⌇ 思いがけない ⌇⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇

やたらに っ たら ⌇⌇ 、 なんとなく ⌇⌇⌇⌇⌇

(徒然)

秋の虫のくさむらに

= 秋の虫が、草むらで

(雨月)

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