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C せきあへ 思いになるのも無駄である。 御涙も こらえられ = 御涙も
【塞き敢ふ】 (動・ハ下二) せきあふ ず、さめざらましをと思すもかひなし。 【切】 (形動・ナリ) ⌇⌇⌇⌇ ⌇ 「せく」は「せき止める」の意で、「せきあふ」は特に 「涙があふれるのをせき止めてこらえる」の意で用 いる。 ● (涙などを)せき止め てこらえる。我慢す る。 ① 「切」と漢字をあてる。「せつなり」とも言う。心に強 く切迫する感情を表し、副詞的に用いられることが 多い。せっちん」は「雪隠」と書き、トイレのこと ● ひたすらだ。しきり に。大切だ 素晴らしい。 ① ②③ ず、目を覚まさずにいただろうにとお せちに 言ふめれば、 ひたすら 頼むようなので、 せちる こと聞こえむ。 大切な ことを申し上げよう。 312 311 せ ⌇⌇⌇⌇ 大切だ ⌇⌇⌇ ⌇ 席 に あふ っ ち ん
れる涙を
こらえる
さ
(増鏡)
忍びてものし給へ。 = こっそりおいでください。
せち (なり) やすらふけしきなれどなほなほ
B = ためらう様子だが、それでも
ひたすら
(宇津保)
(堤)
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