古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

B そこはかとなく き鳴らしたまふ。 (源氏) ことがおできにならないで(琴を)お弾きになる。 = 特に理由はなく

(連語) そこはかとなし ない ⌇⌇ けどね 「そこはかと」は「はっきりしているさま」。下に「な し」が付いて「特に理由はない」「どこということも ない」の意となった。 ● 特に理由はない。 どこということもな い。それははっき りしない。 ①② 「許多・幾許・若干」と漢字をあてる。数の多い場 合はたくさん」、程度のはなはだしい場合は「たい そう」となる。「ここばく」も同じ。 ● たくさん。 たいそう。 ①② ものあはれなるに、え忍びたまはでか しみじみと風情を感じるので、こらえる そこばく の宝物・荘園は、 たくさん の宝物・荘園は、 広き大路、ゆすり満ちて、 広い大通りに、人がざわめいて、 【許多・幾許・若干】 (副詞) そこばく A 故小野宮の = 今は亡き小野宮の 316 315 そこ (大鏡)

そこは柿と梨 特に理由は ⌇⌇⌇⌇⌇

そこばく

= たいそう

バク

たくさん ⌇⌇⌇⌇ ⌇

(狭衣)

177

Made with FlippingBook Online newsletter