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325 A 326 学問して因果の理をも知り、説経などして世渡る たづ き ともせよ。 (徒然) = 学問をして因果応報の道理をも知り、説経などをして生 活する 手段 しなさい。 「だに」は類推か最低限かの見分けが大切。類推は、 「Aさえ~、ましてBは~」と呼応するが、B以下 が省略されることが多いよ。 さえ ⌇⌇ は幸せ タ 頭 つ ⌇⌇ ⌇ ● [最低限] せめて~だ けでも。 [類推] ~さえ。 ① ② 「方便」と漢字をあてる。上代では「たづきも知らず (=見当もつかない)」のように、下に打消表現を伴 うことが多いよ。 ● 手段。方法。 様子。ありさま ①② 我に今一度、声を だに 聞かせ給へ。 (源氏) = 私にもう一度、 せめて 声 だけでも 聞かせてください。 梨の花……はかなき文つけなど だに ず。 (土佐) = 梨の花は……ちょっとした手紙を結びつけることなど さえ しない。 (副助) だに 【方便】 (名) たづき B

ー!

手段

ダニ に せめて ⌇⌇⌇ もらう だけでも ⌇⌇⌇⌇

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