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すごく ゴロゴ例文チェック 単語 ~ 単語 霧わたりたるに、 けるに、

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物心細く 渡り果てぬる 苦しきまで肥え給ひければ、 (宇治) ( はなはだしく )苦しいまでにお太りになったので、 そこはかとなき ただ 近きころほひまで人多う住みはべりけるを、 (源氏) ( すぐ )近頃まで、人がたくさん住んでおりましたけれども、 訳 たならぬ かな づき も知らぬ山 一時の懈 け 怠 だい 、 すゑ (源氏) 風が涼しく、( はっきりしな )虫の声がいろいろ聞こえ、 たださめざめと泣きゐたるばかに、 そぞろに 時をぞ移されける。 (太平) たださめざめと泣いているだけで、( なんという理由もなく )時をお 過ごしになった。 すなはち (徒然) 一時の怠け、( とりもなおさず )一生の怠けになる。 (徒然) 栄えていく( 将来 )を見届けるまでの長命を予定し、 さかゆく せめて 風涼しくて、 (大和) 大空も 普通ではない様子である )よ。 訳 なか に (古今和) あちらこちらの( 様子 )もわからない山の中で、 訳 大空も をちこちの やま 中

風吹き、雨降りて、 すずろなる すなはち を見んまでの命をあらまし、 虫の声々聞こえ、 一生の懈怠となる。 (枕) 行列が通り過ぎた( そのとき )は、気持ちもあわてるのだろう。

297 326 日の入りぎはの、いと (更級) 陽が沈もうとする時で、とても( もの寂しく )霧が立ち込めているときに、 すさまじかり 目を見ること思ふに、 は、心ちもまどふらむ。 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳

(宇治) 風が吹き、雨が降って、( 寒々としてい )たときに、 (伊勢) なんとなく心細く( 思いがけない )目にあうことだと思っていると、

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