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(名) たまのを 命 よ、絶えるならば絶えてしまえ。生きながらえると 恋心を隠す力が弱まって想いが外に漏れてしまうと困るから。 しかるに禄 ろく いまだ たまはら ず。 いただいてい ない。 われも舟に乗せて たまはり 候へ。 = 私も舟に乗せて ください ませ。 C たまのを りもぞする (新古今) = わが

【玉の緒】 よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱 【賜る・給る】 (動・ラ四) たまはる ⌇⌇⌇⌇ ⌇ 玉のお 命 ⌇ 、 ちょっと ⌇⌇⌇⌇ ちょうだい 「たまのを」の「たま」を、「玉」と「魂(たま)」とを掛 けて、「魂をつなぎ止めるひも」の意で「命」のこと を指すのが大切だよ。 ● 命。少し。短いことのた とえ。 玉を貫き通すひも。 ①② ③ 「たまはる」は基本的に謙譲語。ただし中世以降 与える側が主語になった場合は、「お与えになる」 と尊敬語となった。 ● いただく。 (「受く」 「もらふ」の謙譲語) お与えになる。くだ さる。 (「与ふ」 「授く」 の尊敬語) ① ② 334 333 玉 、 春 に

C (竹取) = それなのに報酬をまだ

いただく

(謡曲)

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