古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

親なく = 親が亡くなり たより ゆかり

【便り・頼り】 がなくなってしまったので、 【契り】 ⌇⌇⌇ ⌇ 「便り・頼り」と漢字をあてる。現代語の感覚では ①~③であるが、④・⑤の意味に注意しよう。 ● よるべ。 よりどころ。 縁。ゆかり 手紙。 便利。便宜。 ついで。機会 ①②③④⑤ 「契り」と漢字をあてる。動詞「ちぎる」が名詞化し たもの。「約束」以外にも、 「前世からの因縁」 「男女・ 夫婦の縁」の意があるよ。 ● 約束。 言い交すこと。 前世からの因縁。 男女・夫婦の縁。 ①②③ なくなるままに、 契り をかこち、 約束 を嘆き、 や深りけむ、 が深かったのであろうか、 (名) ちぎり (名) たより を探して、七月七日に手紙を送る。 A たより 生活のよるべ をたづねて、七

さるべき

= しかるべき

341 340 ちぎり を結ぶ 約束 ⌇⌇ は、 前世 ⌇⌇ からの因縁 ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ たより の ついで ⌇⌇⌇ に、 便利 ⌇⌇ な ゆかり ⌇⌇⌇ んちに

よるべ

ふみ

(伊勢)

づき 七日言ひやる。 (更級)

B あだなる (徒然) = 無駄になってしまった 契り 因縁

前の世にも、御 = 前世においても、ご

(源氏)

191

Made with FlippingBook Online newsletter