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【篤し】 (形・シク) あつし 紫の上、いたうわづらひたまひし御心地の後、いと あ つしく なりたまひて、 (源氏) = 紫の上は、ひどく苦しみなさった御重病のとき以来、随 分 病気が重く なりなさって、 むかし、 あてなる をとこありけり。 = 昔、 身分の高い いとしろう、 あてに = とても色白で 上品で C

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の婆ちゃん

あつし

危篤だ

132 「篤し」と漢字をあて、病気がちだったり、重い病 気の状態。「熱し(=病気のため熱がある)」からの 転義。対義語は 「おこたる」=「病気が治る」。 ● 病気が重い。 危篤だ。 病気がちである ① 「貴」と漢字をあてる。階級的な高貴さと内面的な 美しさの調和した上品さ、優雅さを表す。対義語 は「いやし(=身分が低い。下品だ)」。 ● 身分が高い。高貴で ある。 上品だ。優雅だ。 ① ② 男がいたという。 痩せているが頬がふっくらとして、 【貴】 (形動・ナリ) あて (なり) A 024 高い ⌇⌇ のは

⌇⌇⌇

⌇ あて だっせ、 上品で ⌇⌇⌇ 身分が ⌇⌇⌇

(伊勢) やせたれどつらつきふくらかに、

(源氏)

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