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(1) く 詳しきことはあらめ。 (源氏) 『日本書紀』などはほんの一端を記したものにすぎない。これら物語の 中にこそ( 道理にかなった )詳しいことが書いてあるのだろう。 さる所へまから むずる も、いみじくも侍らず。 (竹取) そのような所へ参ります( ような )のも、うれしくもありません。 奥の方は暗うもの むつかし と、女は思ひたれば、 (源氏) 奥の方は暗くてなんとなく( 気味が悪い )と、女は思ったので、 ひさしうなやみたる、男の心地 むつしかる べし。 (枕) (妻が)長く病んでいるのも、男の気持ちとしては( うっとうしい )だ ろう。 青色の御唐衣、蝶をいろいろに織りたりし めし たりし、 (建礼) 青色の唐衣で、蝶を色々に織ったものを( お召しになっ )ていた、 それより御 み 輿 こし に めし て福原へぞ入らせおはします。 (平家) そこから御輿に( お乗りになっ )て福原へお入りになられる。 かくて明けゆく空の気色、昨日にかはりたりとは見えねど ひきかへ めづらしき 心地ぞする。 (徒然) このように夜が明けていく空の様子、昨日と違うとは見えないけれ ど、うって変わって( 新鮮な )気分がするものだ。 鰹 かつを といふ魚は……このごろ もてなす ものなり。 (徒然) 鰹という魚は……のごろ( もてはやしている )ものである。 花は盛りに、月は隈なきをのみ見る ものかは 。 (徒然) 桜の花は満開のときに、月はかげりのない満月のときにだけ見る ( ものであろうか、いや、そうではない )。 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 走 はし り井 ゐ にて、破 わ り子 ご など ものす とて、 (蜻蛉) 水の湧き出ている泉の所で、弁当などを( 食べる )ということで、 訳 ゴロゴ例文チェック 単語 ~ 単語 (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) 466 507 日本紀などはただかたそばぞかし。これらにこそ みちみちし
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