古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

310 (徒然) 生き( ているような )間に譲るべきだ。 ※「らん」は、完了(存続)の助動詞「り」の未然形+推量(婉曲)の助動詞「む (ん) 」の連体形。 人のもとに、 わざと きよげに書きてやりつる文の返りごと、 (枕) ある人のところに、( 格別に )きちんと書いて届けた手紙の返事を、 有り明のいみじう霧り わたり た庭に、 (枕) 有り明の月のころの( 一面に )ひどく霧が( 立ち込め )ている庭に、 山里は物の わびしき 事こそあれ世の憂きよりは住みよかりけり (古今和) 山里は物の( 貧しい )点はあるけれども、不快な世の中より住みよい ことよ。 山里は秋こそことに わびしけれ (古今和) 山里の住まいは秋が特に( もの悲しい )。 さすがにうち捨てがたくて、 路 ろ 次 し の煩ひとなれるこそ わりなけれ 。 (奥) さすがに捨てにくいので、道中邪魔になるのも( 仕方がない )。 故もなくさることをのたまひしかば、「 をかし 」と思ひてやみ はべりき。 (今昔) 理由もなくそのようなことをおっしゃったので、「( おかしい )」と思っ て何もしいで済ませした。、 けづることをもうるさがりたまへど、 をかし の御髪や。 (源氏) くしでとくことをも嫌がりなさるけれども、( かわいい )髪だなあ。 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 老い衰へて世に出で交じらひしは をがましく 見えしかば、 (更級) 老い衰えてしまって世間に出交際することは( 差し出がましく )見 えたので、 訳 飽かず、 をし と思はば、千年を過ぐすとも、一夜の夢の心地こそせめ。 (徒然) 満足せず、( 心残りだ )と思うならば、千年を過ごしても、一晩の夢 のような気持ちがすることであろう。 訳 をりふし のうつりかはこそ、ものごとにあれなれ。 (徒然) ( 季節 )が変わる様子は、ものごとに応じてしみじみと情趣を感じる。 訳 ゴロゴ例文チェック 単語 ~ 単語 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) 542 565 人の言ふ らむ (枕) 人が言う( ような )ことを真似をする( ようだ )よ。 ことをまねぶ らむ よ。 生け らん うちにぞ譲るべき。

Made with FlippingBook Online newsletter