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C あはれをおぼし捨てて、ひたみちに (源氏) = 情愛をふり捨てなさって、ひたすらな思いで いでたた 出世をし

075 (副詞) 076 「いと・いたく」は通常、「たいそう・非常に」と程度がは なはだしいことを表すが、下に打消を伴うと部分否定に なる。例文の『源氏物語』冒頭箇所を暗唱して覚えよう! イ イ と あまり ⌇⌇⌇ 痛く ない ⌇⌇ 家出たつ ⌇⌇⌇⌇ ⌇ ● (下に打消表現を伴って) あまり(~ない) 。 それほど(~ない) 。 ① 「出で立つ」と漢字をあてる。つまり「出立する。出 発する」こと。他に「出仕する」「出世する」の意もあ るので注意しよう。 ● 出発する。 出仕する。 出世する。 ①②③ ようと思って、 やむごとなき際にはあら ぬ が、 ない いと・いたく 〔う〕 (+打消) 【出で立つ】 (動・タ四) いでたつ いでたち 出発し むと思て、 給ふ。 なさる。

いかで……世にも = なんとかして……世間でも

いでに

出発する

(源氏)

C 方で、 その里に なまめいたる女はらか住みけり。 (伊勢) = その里に たいそう 若々しく美しい姉妹が住んでいた。 いと (源氏) = あまり 高貴な身分では

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