古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

079 「厭ふ」と漢字をあてて覚えておこう。形容詞形が 「いとはし」だったね。「世をいとふ」=「出家する」 の意に注意。 伊藤婦 ● 嫌う。 (多く「世をいとふ」の 形で) 出家する。 ①② 「いとはし」は 「いとふ」の形容詞形。「厭はし」と 漢字をあてて覚えておくとニュアンスがつかめる よ。 ● 嫌だ。 わずらわしい。 ① れず、万 れず、すべて許されていた。 いとふ はなかなか人悪きわざなり。 079 C 080 かかるかたち有り様を、などて身を いとはしく 思ひ始 め給ひけむ。 (源氏) = このような美しい顔立ち・容姿であるのに、どうして自 分の身を 嫌だ と(出家を)思い始めなさったのだろう。 人に 【厭ふ】 (動・ハ四) いとふ 080 【厭はし】 (形・シク) いとはし C ⌇⌇⌇ 伊藤端 ⌇⌇ ⌇ いとは 嫌わ (源氏) = この世が辛いから 出家する のはかえって外聞が良くないことだ。 よろづ 許されけり。 (徒然) = 他の人から 世の憂きにつけて

っこ

嫌だ

人は

嫌いだ

52

Made with FlippingBook Online newsletter