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087 B 088 一、二日たまさかに隔つるをりだに、あやしう いぶせき 心地するものを、 (源氏) = 一日二日たまに間を置くときでさえ、不思議なくらい 憂 鬱な 思いがするのに、 「いぶかし(=気掛かりだ)」の意味に、「狭(せ)し (=狭くて窮屈な感じ)」が加わり、なんとなく心が 晴れず、うっとうしい感じを表す。 ● 憂鬱だ。気分が晴れ ない。 不快だ。むさくるし い。 ① ② 、 085 (形・ク) いぶせし A

今いまし ⌇⌇⌇ 幽霊 井伏氏 は ⌇⌇⌇ ⌇

憂鬱だ

● いまいましう ゆゆしき身に侍ればかくておはしますも (源氏) = 不吉な身ですので、こうしていらっしゃるのも、 忌み謹むべきで 、 聞くも = それを聞くだけでも (平家)

【忌ま忌まし】 (形・シク) いまいまし 恐ろしかりし事どもなり。 不吉で 恐ろしかったことである。 いまいましう 「いまいまし」は動詞「忌む」を重ねて形容詞化した もので、「忌み謹まなければならない」→「不吉だ。 縁起が悪い」となった。 不吉だ。 縁起が悪い。 忌み謹むべきだ。 不快だ。しゃくであ る。 ①②③

たよ、

不吉な

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