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B 心にかなはぬ = 思うとおりにいかない うきよ (新古今) = この山里に 俗世間 を避けて住むような友人があってくれればなあ。 かしこき仰せごとをたびたび = 帝の恐れ多いお言葉を何度も 御琴の音をだに = お琴の音さえ お聞きし (小夜衣) 山里に
097 【承る】 (動・ラ四) うけたまはる 098 「承る」と漢字をあてる。「受く」 「聞く」 の謙譲語。今でも「お話を承ります(=お聞きいた します)」など使う場合があるよね。 う 毛 する ⌇⌇ ● お受けする。いただ く。 (「受く」の謙譲語) お聞きする。 (「聞く」 の謙譲語) お引き受け申し上げ る。 (「引き受ける」 「承 諾す」の謙譲語) ① ② ③ 中古語の「うきよ」は「憂き世」と漢字をあてる。「浮 き世」と書くほうは近世語で、「浮世草子」などでは 「楽しむべきこの世」という意味で用いられるよ。 ● つらくはかない世の 中。俗世間 ① ② のならひなれば、 つらい世 の定めなので、 うけたまはり ながら、 お受けし ながらも、 うけたまはら で、久しくなり侍りにけり。 ないで、久しくなってしまいました。 【憂き世】 (名) うきよ B に お ⌇ ー 憂き世 らいよ ⌇⌇⌇ ⌇ 憂き世 いとむ友もがな
は
つ
⌇ つらくはかない世の中
「引き受ける」 っ!
、
玉張る
受け ⌇⌇
(源氏)
(源氏)
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