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101 B 102 後の世も、思ふにかなはずぞあらむかしとぞ、 うしろ めたき に、 (更級) = 死後の世も、きっと思い通りにはいかないだろうよと、 心配だ けれど、 ような妻などに任せて、 ※ 体言の前の「む(ん)」は、連体形で婉曲「~ような」となる。 102 【後ろめたし】 (形・ク) うしろめたし A 人となして、 うしろやすから 安心できる (蜻蛉) = 成人させて、

101 「後ろ安し」と漢字をあてる。「後ろ(=後々のこと)」 が「やすし(=安心だ)」ということ。対義語は 「う しろめたし」。ペアで覚えておこう。 後ろ に ● 安心だ。 頼りになる。 ① 後方の見えないところが心配だという感じ。①の 意が大切だ。②は中世以降の用法で数も少ない 対義語は 「うしろやすし」。 ● 心配だ。 気掛かりだ。 うしろ暗い気がと がめる。 ①② む妻などにあづけてこそ、 【後ろ安し】 (形・ク) うしろやすし ⌇⌇⌇ 後ろ の ⌇⌇⌇ ⌇

かに

心配だ

やすし

安心だ

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