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104 人の物言ひなども ひて失せにけり。 (大和) = 人がうわさをしていることなども 、やはり俗世で暮 らすのはやめようと思い、そう言って姿を隠してしまった。

105 嫌だ ⌇⌇ 「 (形・ク) うたてし 中古では語幹のみの用例が多く感動表現で用いら れ、「ああ嫌だ」と訳す。形容詞「うたてし」は中古 末から一般化した。 「 歌 っ 「 嫌だ ⌇⌇ 、 情けない ⌇⌇⌇⌇ 」 ● 嫌だ。嘆かわしい。 情けない 気の毒だ。 (語幹「うたて」のみで 使われ) ああ嫌だ。 ①②③ 「うたて」同様、事態がどんどん悪い方向に進み、 それを不快に思う気持ちを表す。嫌だけど、どう しようもない不快感を表すよ。 ● 嫌だ。不愉快だ。 ① 「よよ」と泣きければ、 やな。 なあ。 うたてき 。 情けない 有様だった。 【うたて有り】 、なほ世に経じと思ひ言 (連語) うたてあり 嫌で C 106 うたてあり 歌 っ 「 」

さん」

てアリ

うたてし (平家) = 褒美をもらおうとして尋ね求めたが 勧 賞 蒙 けん じゃう かうぶ らんとて尋ね求むるぞ

B さくりあげて、 = しゃくりあげて、「おいおい」と泣くので、 嫌だ

マウマさん」

てシ

(宇治)

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