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C はじめこそ心にくもつくりけれ、今は (伊勢) = 女は初めは奥ゆかしくとりつくろっていたが、今は 気を許し て、 うちとけ 寝たるに、 くつろいで 寝ているのに、

【打ち解く】 (動・カ下二) うちとく うちとけ

人はみな

て、

= 人はみな

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【愛し・美し】 (形・シク) うつくし 110 「愛し」と漢字をあてる。元来肉親、特に幼少の愛 らしいものに対して用いた。それが徐々に現代語 の「美しい」の意になっていったのだ。 う っ、 つくし ● かわいい。かわいら しい。 きれいだ 立派だ。みごとだ。 ① ②③ 「打ち解く」と漢字をあてる。現代語の「打ち解ける」 と同じで、くつろいだり、男女の隔たりがなくな る場合に使うよ。 ● 気を許す。打ち解け る。くつろぐ。 安心する。 油断す ① ②③ うつくしう てもちたまうたりけるを、 かわいい 娘をもっていらっしゃったが、 うつくしき は物も、 ⌇⌇⌇⌇ ぞ うち 、 と ⌇⌇⌇⌇ ⌇

気を許す

(和泉)

たくみに造れる、

= 大納言がたいそう

= 巧みに作った、

A 大納言のむすめいと 立派な 容器も、

んぼ

かわいい

(徒然)

(大和)

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