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(副詞) うつたへに 忘れてしまおうと言っているのではなくて、 人妻といヘば触れぬものかも C うつたへに 人妻というと触ないものでもあるま。 消えはて給ひぬるに、さらに (小夜衣) = 息が絶え果てなさったので、まったく 現実 とは思われなさらない。 にも似ず、たけく厳 いか きひたぶる心出できて、 (源氏) = 正気 の時と違って、気が強くて荒々しい恨み心が出て来て、 A (土佐) = ことさら うつたへに (万葉) = 決して うつつ

【現】 (名) うつつ さら ⌇⌇ われた 「うつたへに」は下に打消・反語の表現を伴って、「こ とさら(~ない)。決して(~ない)」の意になるよ。 ● (下に打消・反語表現 を伴って) ことさら (~ない) 。 決して (~ない) 。 ① 「現」と漢字をあてる。「夢」の反対の語。「夢かうつ つか幻か」「夢うつつ」などと現代語でも使うので、 混同しやすいので注意だ。 ● 現実。 正気。 ①② 忘れなむとにはあらで、 うつつ とも覚え給はず。 112 111 打つ ⌇⌇ だ 訴えに 打

行こう、

⌇ ことさら(~ない)

イチロー、

現実

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