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135 【大殿】 136 「大殿」と漢字をあて、元々は貴人の邸宅の敬称だっ た。それが「大臣」と書いて、大臣・ 公 く 卿 ぎょう の敬称と なっのだ。 お っ ● 大臣・公卿の敬称。 (「大臣」とも書く) 御殿。 ① ② 「おと」は、「音に聞く(=評判が高い)」、「音もせず (=便りもない。訪れもない)」の形が大切だよ。 ● 評判。うわさ。 便り。 訪れ。 音沙汰。 音。響き声。 ①②③ 音 にも聞きつらん、いまは目にも見給へ。 は、法 おとど の御五男、 大臣 の御五男で、 おとど のあたりにこそ、しげけれ。 御殿 の付近には、大勢いる。 (名) おとど ⌇⌇ だい 夫 ⌇⌇ を 便り ⌇⌇ にする

B 昔、男、久しくもせで、 (伊勢) = 昔、ある男が、長い間(女に) 便り もしないままで、

【音】 (名) おと (平家) = 日頃は 評判 でも聞いているであろう、今は目でもごらんなさい。 日頃は

に聞く

評判

C おとど は、法興院の = 人々も、(源氏の)いらっしゃる この 大臣 人々、おはします ほこゐん 興院の = この

っこい

とど

大臣

(大鏡)

(源氏)

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