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【驚く】 (動・カ四) おどろく うちとけて寝たるときなどは、何心もなくおぼほれて おどろく も、いといとほしく見ゆ。 (紫式部) = 安心して寝ているときなどは、なんの心の用意もなく寝 ぼけて 目を覚ます のも、とても気の毒に思われる。 おのづから 後まで忘れぬ御事ならば、 (平家) = ひょっとして (この私を)後々までお忘れにならないのならば、 おのづから 、事の便りに都を聞けば、 (徒然) = 偶然 、ことのついでに都の様子を聞くと、 A A

142 141 小野塚ら は ひょっとして ⌇⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ 偶然 ⌇⌇ 、 自然 ⌇⌇ 植物園へ行った? お っ と六 時だ、 はっと気づ ⌇⌇⌇⌇⌇ い ⌇ て 目を覚ます ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇

【自ら】 (副詞) おのづから 「驚く」と漢字をあてる。原義は意外なことに出会っ て心の平静を失う意。目が覚めているときは①、 眠っいるときは②の意になるよ。 ● はっとして気づく。 目が覚める。 びっくりする。 ①②③ 「自ら」と漢字をあてる。古語の「おのづから」は、 ①や②のように現代語の意味とは違うものがある ので注意しよう。 ● (下に仮定・推定表現を 伴って) ひょっとして 。 偶然。たまたま。 自然と。 ひとりでに。 ① ②③

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