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B これより、歌よみの世に = このときから、歌人の世界で おぼえ 寵愛 である。
【覚え】 出できにけり。 があがったのであった。 判いい ⌇⌇⌇ 、 愛 ⌇ してる 「おぼえ」は「御おぼえ」の形のとき、「寵愛」「信任」 の意になることが多い。上の人に特別に目をかけ られることだよ。 ● (よい)評判。世評。 うわさ。 寵愛 (を受けること) 。 信任。 ① ② (名) おぼえ おぼえ 評判 なり。 ⌇ (よい)評判 ボエ
いとまばゆき、人の御 (源氏) = とても見ていられないほどのご
あ
146 145 王家 の 梨 、 不相応だ ⌇⌇⌇⌇ ⌇ オ ー 超 ⌇ ー
吹きは
評
(十訓)
(形・ク) おほけなし 昔も心のゆるぶやうにもなかりしかば、我が心の おほ けなき にこそありけれ。 (蜻蛉) = 昔も心を許せるような時もなかったのだから、私の心が 身分不相応 であっただ。 身分の下の者が上の者に対して引け目なく何かを する場合に①意となるが、自分のことを謙遜し て「おほけなく(=恐れ多くも)」と使う用例が多い。 ● 身分不相応だ。身の ほどをわきまえない 。 恐れ多い。 ① ② B
恐れ多く ⌇⌇⌇⌇ て 身分 ⌇⌇
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