古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

234 「覚束なし」と漢字をあてる。「おぼろ(=ぼんやり しているさま)」が原義。①の「気掛かりだ。不安だ」 がよく問われるよ。類義語は 「こころもとなし」。 ● 気掛かりだ。 不安だ。 はっきりしないぼ んやりしている。 不審だ。疑わしい。 待ち遠しい。 ①② ③④ 「大殿(=寝殿)」に「籠もる」で、尊敬語「お休みにな る」となった。「寝(ぬ)」「寝(い)ぬ」の尊敬語だが、 帝レベルの人にのみ用いるのだ。 ● お休みになる。 (「寝・寝ぬ」の尊敬語) ① あやしと思ふらむと、 気掛かりで 変だと思っているだろうと、 おぼつかなき さましたる、 【覚束なし】 (形・ク) おぼつかなし A 【大殿籠もる】 (動・ラ四) おほとのごもる B 大殿ごもり おはしましそ。 てはいけません。 おぼつかなく

今さらに、な ※ 「な~そ」は禁止を表す。 参照。 (徒然) = 山吹が美しい様子で藤が ぼんやりとした 風情をしているのは、 = いまさら、 お休みになっ この女、いかに = この女は、どんなに (大和) 山吹の清げに、藤の

150 149 オホ ホ、 殿 、 お ー が はっきりしなく ⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇ て 待ち遠しい ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ ゴモ ラと ル ンルン お休みになる ⌇⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ ボツ悲し ⌇⌇⌇⌇⌇ 、 結果

気掛かりだ

376

(枕)

89

Made with FlippingBook Online newsletter