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おろか (なり) おろかに 取り扱おうと考えな いようにと、繰り返し繰り返しご注意なさった。 A 御文にも、 すいましめたまへり。 (源氏) = お手紙にも、(姫君を) いいかげんに

159 【下ろす】 (動・サ四) おろす A 160 「下す」と漢字をあてる。①の意が大切。頭から髪 を切り離すことを「おろす」と言い、「出家する。剃 髪する」という意味を表すようになったのだ。 オロ ● 出家する。 剃髪する。 退出させる。 けなす。悪く言う。 ①②③ 「疎か・愚か」と漢字をあてる。③の「言い尽くせな い」は、「~とはおろかなり」 「~といふも(は)おろか なり」 「~といへばおろかなり」などの形で出てくる。 ● いいかげんだ。おろ そかだ。粗略だ。 未熟だ 。劣る 。馬鹿だ 。 (「~と言ふもおろか なり」などの形で) 言い尽くせない。 ① ②③ もてなし思ふまじと、かへすがへ おろし てけれど、 出家し たけれど、 てしまいましたが、 【疎か・愚か】 (形動・ナリ) この ⌇⌇ 者!

オロ ⌇⌇⌇⌇ ⌇ お ー、 廊下 掃除 いいかげん ⌇⌇⌇⌇⌇ 、 未熟 す

ほ みな、下 しも 屋 や に おろし 侍りぬるを、 (源氏)

本 意 = 本来の願い通りに 退出させ

= みんな、下屋に

い の如くにかしら

っかり

出家する

(発心)

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