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127 ゴロゴ例文チェック 単語 ~ 単語 心地して、……人知れず思ひ出でけり。 おきて おくれ 、 聞こえざらむも、 おどろか ぬる 160 (源氏) 右近は( 色っぽい )気持ちがして、……人知れず思い出すのだった。 (源氏) 世の中がかなく辛いことを知らせるのがよいと、仏様などが( 決め ておき )なさったわが身なのだろう。 (徒然) 実際には心の優しさがなく、人情味が( 劣り )、 (1) (2) (3)

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右近 世のはかなく憂きを知らすべく、仏などの おとなう (古今和) 秋が来たと目にはっきりと見えいけれども、風の音で秋の訪れを ( はっと気づか )されたことだ。 母、物語など求めて見せ給ふにげに おのづから 慰みゆく。 (更級) 母が、物語を探して見せなさるのでなるほど( 自然と )心が晴れていく。 御心いつくしく、御かたちめでたくぞ おはしまし ける。 (大鏡) 御心が立派で、御顔立ちが美しく( ていらっしゃっ )た。 信頼の衛門の督 かみ 、 おほけなく 二条院をおびやかし奉りしも、 (増鏡) 信頼の衛門府の長官が、( 恐れ多くも )二条院をおびえさせ申し上げ たのも、 夢の中にも見たてまつらで恋しう おぼつかなき 御さまを、 (源氏) 夢の中でさえお目にかからず、恋しく( 待ち遠しく )思っているお姿を、 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 訳 おぼろけ 願 よりてにやあらむ。風も吹かず、よき日出で来て、 (土佐) ( 格別 )の祈願の甲斐があってであろうか。風も吹かず、素晴らしい 太陽が出てきて、 訳 げに川風も心わかぬさまに吹き通ふ物の音ども おもしろく 遊 びたまふ。 (源氏) なるほど川風もあちらとこちらとを分け隔てなく吹き通って楽の音を 運び、( 興味深く )管弦の遊びをなさる。 訳 手利き魂太く思 おもひはか 量りありて、 おろかなる ことなかりけり。 (今昔) 武芸に優れ肝っ玉が太く思慮分別があって、 ( 未熟な )ところはなかった。 訳 えんなる げには心の色なく、情け (源氏) そうはいっも、これきり( 手紙を出し )申し上げないとしたら、 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ さりとても、かき絶え

給へる身なるべし。

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