みんゴロ極める古文1
D の主語 ている。 以上の流れから、傍線部Dの主語は「殿」と判断できる。 こうした接続助詞を根拠にした主語判定は読解の基本になるものなので、まず基本の形をマスターし てほしい。ただし、これには例外もあり、 %正しい公式とはいえないが、ともかくこの主語判定の公 式をまず当てはめて考え、それが当てはまらない場合については個々に考えるという順番で読解してい こう。 解答 A=4 B=2 C=2 D=4 100 殿あやにくに責めさせ給へ……主語は 「大納言」 「大納言」 主語は 「大納言」 「殿」=傍線部 ば 「ば」を挟んで主語が変わる 大納言いみじく思ひわづらひ…主語は ので、「帥殿」という新しい主語が書かれ て 「て」を挟んで主語は変わらない ~書き……………………………主語は て 「て」を挟んで主語は変わらない ば 「ば」を挟んで主語が変わる ひろげて前に置かせ給ふ………主語はA戻って たてまつり給へ に 「に」を挟んで主語が変わる 帥殿よりはじめて……………… 「殿」でも「大納言」でもない
「殿」
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