みんゴロ極める古文1
第6講 『平家物語』
1 滝口への憧れの気持ちが強く、再会を期して心が浮き立つような感じ 2 失恋の痛手で魂が身体から抜けたような、ぼんやりとしてさま 感じ 3 出家した滝口にお願いして、自分も出家を許してもらおうというひたむきな感じ 4 春はまだ浅いとはいえ、嵯峨野の美しさにうっとりとなり、気持ちがうわついていく感じ 問八 敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の三種類がある。波線部b「おはす」と同じ種類の敬語のもの を、次の文中の傍線部の中から選べ。 1 よきに奏し給へ、啓し給へ。 2 海にます神の助けにかからずは潮の八百会にさすらへなまし。 3 横さまの乱れ出でくる事、もろこしにもべりける。わが国にさなむはべる。 4 いにしへの世々の帝、春の花のあした、秋の月の夜ごとに、さぶらふ人々を召して、ことにつけ つつ歌をたてまつらしめ給ふ。 問九 傍線部エ「ひにあはでぞかへしける」とあるが、その理由として適当なものを次の中から選べ。
1 横笛に逢えば、父と交わした約束を違えることになってしまうの 2 仏門に入った修行の身は、俗世人とは逢えないのが掟であったから 3 女の姿には深く同情したが、自分気持ちはすでに女から離れてたから 4 逢ってしまうと恋慕の気持ちが出て、仏門修行の妨げになる恐れがあったから
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