みんゴロ極める古文1
第7講 『源氏物語』
4 童が随身に扇を与えると、惟光が出て来て門を開けて、随身を使っ源氏に扇をさし上げさせる。 5 童が随身に扇を与えると、随身は門を開けて、惟光を通じて扇を「物のあやめ見給へ分くべき 人」にさし上げさせる。 問十 波線部dの語の敬語の種類を次の中から選べ。 1 尊敬語 2 丁寧語 3 謙譲語
1 童が随身に扇を与えると、随身がそれを源氏にさし上げる。その時、惟光が出て来る。 2 童が随身に扇を与えると、門を開けて惟光の家来がやって来たので、その男に命じ源氏にさし 上げさせる。 3 童が随身に扇を与えると、丁度そこに惟光が門を開けて出て来たので、随身は惟光を通じて源氏 に扇をさし上げさせる。
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