大学受験教育系YouTuberデータブックSample

も調べたりして、動画の冒頭に 5 秒ス キップ CM がつくことを知ったんで すが、見る側としてはすごくうっとう しいと感じていたんですよね。当時動 画を見てくれていた子たちに「CM つ けてもいい?」って聞いたら「全然い いですよ」と言ってくれたので、広告 収入をもらう形になりました。

葉一さん 聞いてみた!

ー YouTube を始めたきっかけを教えてくだ さい もともと個別指導塾で講師をしてい て、月謝が払えず塾に通えない家庭も あることを知りました。 所得に差があるのは仕方ないことでは あると思うんですけど、それを「仕方 ないよね」で終わらせるのは納得がい きませんでした。その後いろいろあっ て会社を辞めることになり、あるとき たまたま YouTube を見ていて「ここ に動画を投稿すれば、子どもたちから お金をもらわずに教育を届けられる な」と考えました。思い立った翌日に 動画の投稿を始めて、いつの間にか 9 年経っていました。

ー最初の頃大変だったことは何でしたか?

一番大変なのはやっぱり見てもらえな いことと、叩かれることですかね。

ー当時の再生回数はどんな感じでしたか?

最初は全体で 1 日 10 回 20 回とかで すかね。しかも、投稿した後に自分で 動画チェックしてたので、半分以上、 下手したら全部自分が見た分なんじゃ ないかってくらいでした(笑)。 ー途中で変化のきっかけや、なんとなく「やっ てけるかな」みたいな手応えは感じました か? 始めてから 2 ~ 3 ヶ月後くらいに、 動画のスタイルを「先に板書してお く」っていう今の形に変えたんです。 その後すぐは何も変わりませんでした が、その頃から徐々に 1 日の投稿本 数も増やしていって、少しずつリアク ションがもらえるようになって。それ まで本当に届けたい子どもたちには届 かなくて、変な人に叩かれる時期が続 いていたので、「わかりやすかったで

ーそれこそ当時は広告収入の概念もなかった のでしょうか?

その通りです。存在を知らなくて、動 画投稿を始めて 1 年くらい経ったとき に、当時よく行っていたカフェのマス ターから聞いて初めて知りました。マ スターからやり方を聞いたり、自分で

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