大学受験教育系YouTuberデータブック1.01

チャンネル名 医学部受験チャンネル produced by 医学部進学会

使い方 参考書レビューは医学部受験生にとっ て有益な動画になり得る。物理受験を すべきか生物受験をすべきで悩んでい る生徒に向けて物理受験の方が有利な 理由を解説するなど、医学部受験や理 系科目に関する情報を得られるのが大 きな特徴。勉強法だけでなく「医学部現 役合格のコツ「」多浪差別がない医学部」 「高1高2から始める受験対策」など医 学部を狙う現役生、浪人生、そして石戸 氏と同じく多浪生それぞれに向けたコ ンテンツが幅広く用意されているので 学年や状況にあったものを選択して視 聴するのが良い。

総合評価 ☆☆☆

コラム (講評) 動画は論理的な説明が施されており、国公立大学の医学部の変革から私立大学の医学部の人 気が過去よりも下がってきているといった具体的な受験情報も教えてくれる。受験科目で物 理か生物のどちらを選択するかで悩んでいる学生へ向けては、物理は数学型で勉強時間と成 績が比例しない、生物は英語型で勉強時間と成績が比例するという持論を展開。物理は数学 のように応用が効いて高得点が狙いやすいから、物理の方が生物よりオススメとしている。 現役医師による医学部を目指す人向けの動画 世間で問題になった医学部受験の多浪差別にデータ を駆使して切り込む

高2までに英語、国語、数学ⅡBまで終わらせることを推奨 石戸氏の主張によると高2までに英語と国語と数学Ⅱ Bを終わらせ、センター試験や共通テストで7〜8割解 けるようにしておけば医学部合格の可能性があるという。 理科と社会は学校の履修スピードが遅いため後回しに しても良いとの見解。短期間で飛躍的に点数が伸びる 科目としている。また高1は河合塾の模試の偏差値で は65を目指すようにとのアドバイスもある。

医学部受験において多浪生や女性受験者の点数を引 いていたという事実が発覚した大学があり、それに関 して文部科学省のデータから数字を抜粋して「多浪差 別がないと考えられる大学ランキング」を作成。数字 の根拠と石戸氏の分析により、多浪差別を行っていな いと思われる大学を実名で10校発表している。

オススメ動画②

医師であり医学部受験のプロの石戸氏が、医学部受験 の面接で答えるべき正解についてお伝えする動画。「な ぜあなたは医師になりたいのですか?」医学部受験の 面接では必ず聞かれる定番の質問。多くの人が「身内 が過去に病気になったから病気を治せる医師になり たい」と回答するという。しかし、この回答 は医学部の面接においてNG。オススメの答 え方を知りたい人はぜひ視聴してみよう。

【医学部面接】「医師の志望理由」で多くの人がやってしまう NG 回答とお勧めの回答

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